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Niagara Power Plant(CANADA & USA)ナイアガラ・フォールズの下流には水力発電設備があり、施設を見学することができた。あいにく一般の見学コースは閉鎖されていたが、私を含めて5名ほど施設を見学したいという要望に答えてくれた。
USA側発電所全景
自分の車で発電施設まで下りていくと、ゲートがある。ここで案内してくれたガイドがカードを通すことによりゲートが開いた。この後すべてこの調子である。当然であるがすべてチェックされる。ヘルメットをかぶり中に入る。一通りの説明を聞いた後、エレベータで下に下り、まず、電力の計測器がある大きな部屋に入る。そこの電力計は200
Mwを超えていた。その後、なんと発電機のロータの上にたつことができた。太いシャフトが鈍い音をたてながら回っている。そこで5人の見学者は思わずみんなで写真を取った。このシャフトの上に立てるところはなかなかないだろう。制御機器 制御室 発電機上で
その後、メンテナンスのクレーンと制御室を見学し、外に出る。そして電力施設とカナダ側の発電施設をみる。ここの排水溝付近は絶好の釣り場で一般に開放されている。今度来る機会があったら,つり竿を用意したい。
ここの発電機は二段になっており上部は揚水式の発電機。夜間余剰電力で揚水している。発電機は全部で25機あり、下部が大きく一つ200MWの発電機が13個、上部の発電容量は小さいが12個全体で2500MWの発電能力があるとのこと。カナダ側は210MWとのことであった。ニューヨーク州の14パーセントの電力をまかなっているそうである。
CANADA側の発電所 USA側の発電所 発電所下部